お役立ち"炭"講座
白炭と黒炭
この前、炭はいろいろなことに使われていると教えてもらいました。そして、ビンチョウタンという炭があるということだったんだけど・・・。
そう。備長炭の話をする前に、炭には「白炭」と「黒炭」があるということを話さなければいけないね。
エッ!白い炭なんてあるんですか?
ハハハハ・・・。炭の色が白いわけではないんだよ。炭は焼き方で「白炭」と「黒炭」に分けられるんだ。もっとも焼き方の過程はほとんど同じなんだけれども、いちばん違うのは最後の炭の消し方なんだ。

炭の消し方?
そう。白炭は焼きの終わりごろに、かま口を大きく開けて空気を入れ、中の温度を1000度以上になるようにするんだ。

1000度以上!?あつそー。
炭やきさんは大変なんだよ。もちろん1000度以上のままにしておくと、全部灰になってしまうんで、ころ合いを見て真っ赤になった木炭をかまから引きずり出して灰をかけて消すんだ。この引きずり出すころ合いが炭やきさんの腕のみせどころで、早過ぎると皮がついていたり、折れたり、くだけたりするし、また、遅れると灰になる部分が多くなってしまうんだ。この消火に使う灰を消し粉といって、多少のしめり気を与えた灰なんだ。その灰が炭の表面につくので、炭は灰白色になる。ここから、白炭の名が生まれたということだよ。

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