あそぶ韓国
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今月の“あそぶ”
【バックナンバー】
  Vol.1 明洞(ミョンドン)
JSA




映画「協同警備区域JSA」

 今回の「あそぶ韓国」では今話題の映画「共同警備区域JSA」を簡単にご紹介しようと思います。この映画は韓国では昨年9月に公開されたもので、非常に敏感な主題の南北分断問題を触れながらもイデオロギーの対立ではなく人間美やヒューマニズム的視点を持ったあったかい映画に仕上がりました。主役を演じている「イ・ビョンヒョン」「イ・ヨンエ」「ソン・カンホ」はまさに韓国のトップスターで、この映画のヒットとともにその人気をもっと確実にしました。この「JSA」は韓国映画史上最大のヒットを記録した「シュリ」を抜き、歴代韓国映画ヒットランキング一位を飾りました。「シュリ」以来続いている韓国映画のブームはしばらくその熱気が冷めない見込みです。

【ストーリー紹介】
 南北朝鮮分断の象徴的空間(板門店共同警備区域:JSA)である晩、北朝鮮側歩哨所から激しい銃声が響き渡った。南北両兵士が関わった殺人事件の発生。この事件の解明のため、スイスとスウェーデンの中立国監督委員会から韓国籍の父を持つ、スイス軍女性将校ソフィー・チャン(イ・ヨンエ)が派遣される。
 
ソフィーは、国の思惑が絡んだ相反する双方の陳述書とは別に、事件の当事者である北の士官ギョンピルと南の兵長スヒョクの取調べを始めたが、2人は陳述書以上の内容を語ろうとはしない。事件当日スヒョクと一緒に南側の歩哨所に勤務していたナム・ソンシク一等兵(キム・テウ)や、スヒョクを知る者たちに聞いても、決定的な証言は掴めない。ソフィーは現場に残された物的証拠によって解決の糸口を探ろうとする。

 ソフィーは、事件当日スヒョクと南側の歩哨所にいたというソンシクを取り調べ始めた。彼女の目には、純朴でスヒョクを兄のように慕うソンシクが事件の真相を隠しているのは、落ち着かない態度からも明らかにみえた。だが拳銃を証拠に追い詰められたソンシクは突然、取調室の窓を破り身を投げてしまう。

 事件の決着をみようと、ソフィーは事件の生存者スヒョクとギョンピルを板門店で引き合わせ、南北軍幹部が見守るなか最終尋問を試みる。事件の経緯がソフィーから説明され、ソンシクが投身自殺を図った際のビデオも提出された。「秘密」を守るために自らの身を投じたソンシクの姿を見て動転したスヒョクは、遂に事件の真相について口を開きはじめようとする。だがその時ギョンピルは突然叫び出し、スヒョクに飛びかかる。場の緊張が一気に高まるなか、尋問は中止にならざるを得なかった。

 最終的な解決を見ないまま、事件は曖昧になることを望む両国の思惑の中で、もみ消されようとしていた。「君はまだ板門店を知らない。事実を隠してこそ、平和が保たれる」…中立国監督委員会はソフィーに解任通告と同時に、彼女の父親もまた南北分断の歴史に翻弄された一人であったことを告げる。ソフィーは過去に父が背負った民族の歴史と、現在の自分の選択すべき道を自らに問いかける。中立国の人道主義とは一体なんだろう? そして中立でないのなら、人はどちらかの立場をどうしても選択しなくてはならないのだろうか?

 彼女が証拠を積み上げた末にたどり着いた結論…親しかった4人の男たち…。この報告書を提出すれば、スヒョクもギョンピルも重罪扱いだろう。あの夜、北朝鮮側の歩哨所で本当は何があったのか? ソフィーは解任となる前日の晩、スヒョクがもし全ての真実を語ってくれれば、後任者には何も証拠を残さず、ギョンピルの身の安全を保障すると約束する。そしてスヒョクは、遂にあの夜の真相を語り始めた。だが、その先にはさらなる悲劇が待ちうけていたのだった…。
 

JSA公式サイトから抜粋


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